提案解決事例高硬度・高精度加工
反り・歪みを抑えた高硬度材の高精度加工
省力化自動機部品加工から培った技術力
タカタ精密工業では、省力化自動機器部品をメインに技術を磨いてきた歴史があります。近年では、高硬度材(HRC55~62程度)の「高精度加工」「微細加工」「短納期対応」など、その要求は高まっています。
CASE1省力化自動機部品「搬送レール」
- ■お客様の課題
- 省力化自動機は搬送レールを基準にユニットを組み付けていきます。組立が困難になるため、基準となる搬送レールには反りや曲がりが無いように加工してほしいです。また、ワークとの接触部は研磨面が欲しいのですが可能でしょうか。
- ■タカタ精密の解決方法
- 可能です。弊社では、搬送レール・搬送爪・ゲージ・検査ユニット部品・シムプレートなどを加工していますが、特に反りには注意して加工しています。研磨面に関しても、400mmまでの長さは砥石を成形し、搬送面の研磨加工が可能です。部品の用途を想定し製作しています。
CASE2パンチの特急対応
- ■お客様の課題
- 省力化自動機を納入先で最終据え付けしていたら部品が欠けてしまいました。特急でパンチを製作して頂けませんか?
- ■タカタ精密の解決方法
- 弊社で保有している焼入れ材を、ワイヤーカットや研削加工で外形・形状を仕上げ、タップは型彫り放電加工機を使用しました。結果的に、材料取り2日、焼入れ1日、加工1日、計4日かかる所を「即日納品」し、お客様には大変喜んで頂けました。
※形状や工程により、納期にバラつきが生じます。